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検診センターで行われる検査

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健康状態を把握しさまざまな検査を行う施設

健康状態を把握しさまざまな検査を行う施設

検診センターとはどのような施設なのか、他の施設との違いは何かなど、大まかな概要を紹介します。

検診センターとは

検診センターは、受診者の健康状態を把握し、病気の予防や早期発見を目的とした検査を行う施設です。胃がんや大腸がん、乳がんなどの特定の病気に関する検査を実施します。受診するかどうかについては、受診者の任意となっています。企業や自治体によっては、希望者が無料あるいは格安で受けられるような施策を実施しているケースも少なくありません。

他の施設との違い

似た施設として健診センターがありますが、こちらは企業が従業員に対して実施する健康診断や、学校保健安全法に基づいて実施される学生の健康診断を行う施設です。現時点の健康状態を把握し、病気の予防を目的として行われます。また、生活習慣病の予防を目的とした、40~74歳を対象に実施される特定健診も健診センターで行われます。なお、定期健診で行われる検査は、身長・体重・血圧などの測定、聴力検査、血液検査などがメインです。
もう1つ、検診センターと混同しがちなのが人間ドックです。こちらも、健康状態の把握や病気の早期発見のために行われます。検査項目が多く、CTや内視鏡検査など、身体の状態を詳細にチェックするための検査を実施します。検査項目によっては泊りがけで実施することもあります。人間ドックは基本的に任意の受診となり、補助制度がない場合は全額自己負担です。

2つのタイプがある

1つ目が、独立型の検診センターです。こちらは検診専門の施設となっており、健診や人間ドックを扱っているケースも少なくありません。一般的な病院とは違い、外来診療や入院施設は設けられていません。ただし、一部の施設ではホテルなどと提携して宿泊プランを設けていることもあります。比較的規模が大きく、午前と午後に分けて数百人の受け入れを行っていることが多いです。また、レントゲンや心電図などの検査機器を備えたバスで企業などに出向き、検診を実施するケースもあります。
2つ目が、病院併設型です。こちらはその名の通り、病院やクリニックに設けられている診療科の1つとして検診を実施しています。この場合、レントゲンなどの検査機器は外来や病棟と共用であることが多いです。受付時間が限定されているケースが多く、1日の受診者数は独立型に比べると少ないです。

まとめ

以上が、検診センターの概要とその他の施設との違いです。健康状態の把握や病気の予防などの目的は一致していますが、検査項目が異なります。健診は全身の健康状態のチェックを目的にしていますが、検診は特定の病気に限定した検査を行います。

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